4. レコード情報編集

4.4.1.6.TXTレコード設定例

TXTレコードの設定例と各項目について下記にまとめています。


図4-10 TXTレコード設定例

・TXTレコード
TXTレコードは、ホスト名に関連付けるテキスト情報(文字列)を定義するレコードです。
自ドメインで送信を許可するメールサーバを指定する、SPFレコードはこちらに記載をします。


(設定例)
《***@example.co.jp》宛のメールを送信するメールサーバがMXレコード記載のサーバのみの場合。

名前 種類 TTL 内容
example.co.jp. TXT 任意 “v=spf1 +mx -all”

また、下記のような記述も可能です。
(設定例)

名前 種類 TTL 内容
example.co.jp. TXT 任意 “v=spf1 include:_a.example.co.jp include:_b.exammple.co.jp”
_a.example.co.jp. TXT 任意 “v=spf1 ip4:192.0.2.200 ~all”
_b.example.co.jp. TXT 任意 “v=spf1 ip4:192.0.2.201 ~all”

表4-10 TXTレコードのフィールド説明
項目 編集 入力内容 備考
名前 任意のドメイン名 設定する名前を記述
TTL - (-)は未設定を示し、SOAのTTLに依存する
個別設定が必要な場合に指定
内容 テキスト情報 前後を””で括る記述が必要
優先度 不可 0 表示される値は0で固定