4. レコード情報編集

4.4.1.4.CNAMEレコード設定例

CNAMEレコードの設定例と各項目について下記にまとめています。


図4-8 CNAMEレコード設定例

・CNAMEレコード
予めAレコードで登録した名前の別名を指定する場合等に指定します。
《example.co.jp》という名前のAレコードの別名に《www.example.co.jp》を定義した場合、《www.example.co.jp》に問い合わせを行うと、まずCNAMEレコードが参照されます。ここで、元の名前である《example.co.jp》が判明し、《example.co.jp》で登録されているAレコード《192.0.2.100》を回答します。


(設定例)
《http://www.example.co.jp》へとアクセスがあった際、《http://example.co.jp》へとアクセスさせたい場合

名前 種類 TTL 内容
www
もしくは
www.example.co.jp.
CNAME 任意 example.co.jp.

表4-8 CNAMEレコードのフィールド説明
項目 編集 入力内容 備考
名前 任意のドメイン名 設定する名前を記述
TTL - (-)は未設定を示し、SOAのTTLに依存する
個別設定が必要な場合に指定
内容 エイリアス名(別名) 設定する名前を記述
優先度 不可 0 表示される値は0で固定