MXレコードの設定例と各項目について下記にまとめています。
・MXレコード
MXレコードは、対象ドメイン宛のメール配送先ホスト名を定義するレコードです。
メール転送先ホスト名はAレコードで登録しておく必要があります。
お客様にて設定を行ったAレコードを参照し、メールサーバのIPアドレスを取得します。
その為、Aレコードを設定されてない場合は正常に動作いたしませんのでご注意ください。
(設定例1)
《example.co.jp》というドメインをお持ちのお客様でMXレコードを設定する場合
《***@ example.co.jp》宛のメールを《mail.example.co.jp》というサーバに配信する場合の記述
*前もってAレコードに《mail.example.co.jp》を登録しておく必要があります。
名前 | 種類 | TTL | 内容 | 優先度 |
example.co.jp. | MX | 任意の時間 | mail.example.co.jp. | 任意の数字 |
(設定例2)
《***@sub.example.co.jp》宛のメールを《mail.example.co.jp》というサーバに配信する場合
*前もってAレコードに《mail.example.co.jp》を登録しておく必要があります。
名前 | 種類 | TTL | 内容 | 優先度 |
sub もしくは sub.example.co.jp. |
MX | 任意の時間 | mail.example.co.jp. | 任意の数字 |
項目 | 編集 | 入力内容 | 備考 |
---|---|---|---|
名前 | 可 | 任意のドメイン名 | 設定する名前を記述 |
TTL | 可 | キャッシュ期間 | (-)は未設定を示し、SOAのTTLに依存する 個別設定が必要な場合に指定 |
内容 | 可 | メールサーバのホスト名 | 設定するIPアドレスを記述 |
優先度 | 可 | 0~100の範囲で10刻みで選択可 | デフォルト値は50 |